概要
本込急行電鉄は、北本込(きたもとごめ)市から南東に約25kmの路線をもつ中規模の鉄道会社。軌間1435o、電化方式は交流20000V、路線の最高速度140km/hで都市間旅客輸送とローカル輸送を行う。大規模改良によってインターシティ高速鉄道(IC)に直通するようになった。予子山鉄道グループ。
特急列車は大半がICに直通。
路線図
路線・沿線
本込急行電鉄はほとんどが単線である。急電本込駅を出ると北本込郊外の市街地・田園地帯を行き、南下すると山間部に入る。途中の石森は12万人、終点である内川は30万人の山間都市で、内川には神北(しんほく)地方鉄道が通じる。神北地方鉄道は、YT予子山本線〜内川〜州鉄本線を結び、地域輸送を担う。
運行
特急
1時間に1本程度、新都〜内川を運転。停車駅は新都・予子山・南宿・本込・石森・内川。IC線内で280km/h運転。
特急列車に使われる車両
- 1500系・1600系3000番台(IC車と本込急行車がある)
- 線内のみの運用で120km/hを出すオリジナル車
編成表
CM…コンフォータブルシート
ST…スタンダードシート
普通・快速
北本込・石森・内川の各都市周辺での通勤利用が多い。州都の都心へは、急電本込からLRVに乗って北本込駅でYTに乗り換える方法もあるが時間がかかるため、IC直通の特急が利用されることが多い。
本込駅
北本込市内の急電「本込」駅は、IC本込駅の高架の足元にある地平駅。ICに直通しない線内運用の普通・快速と一部の特急列車が発着する。北本込市街地のはずれに位置し、北本込の中心部まではLRT新東線で約7分。
急電本込駅とIC本込駅の配線
沿革
- 本込地方交通電鉄が設立。
- 北本込市街地から南東郊外・石森・内川を結ぶ郊外電車として全線開通、北本込の中心部へ路面電車に乗り入れていた時期も。貨物輸送が盛んだった。
- 全線を走破する特急が運転開始。
- 予子山急行電鉄に吸収される。予子山急行電鉄は予子山鉄道グループだったため、当社も予子山鉄道グループとなる。
- 大規模改良。交流20000Vに変更、線形を改良し路線の最高速度を95km/hから140km/hに。
- 旧・急電本込駅を廃止し、ターミナルをInterCity本込駅のすぐそばに設定。貨物輸送中止、InterCityに直通を開始。
- 予子山急行電鉄から分離し社名を「本込急行電鉄」に。
貨物輸送
内川・石森駅にそれぞれ隣接して貨物のコンテナー取扱ができる施設があったが、現在貨物列車は存在しない。コンテナー取扱施設の跡地はトラックの貨物基地や新しい倉庫の建設、区画整理事業に伴うニュータウンの建設などに充てられた。