主野駅
「あるじの」と読む。2 面 4 線の高架駅。成予鉄道主野車両センターへの回送線が地平へ立体分岐しており、回送線を引き上げ線として使うことができる。
列車
特急列車は通過する。急行、準急、普通は停車し、特急の退避を行うものも多い。準急の一部はここで折り返す。
主野車両センター
主野駅周辺には鉄道各社の車両基地や工場などが集中して立地している。成予鉄道も例外ではなく、成予鉄道の全編成の 5 割を収容できる巨大な主野車両センターを設けている。これに隣接して主野総合車両工場などさまざまな設備が広がっている。
成予鉄道の車両は主野車両センター・蓮谷車両センターのいずれかに属しているが、全編成を各センターに収容できるわけではなく、各分所や電留線で休む車両も多い。
なお成予鉄道第 2 の車両センターは蓮谷駅に隣接する蓮谷車両センターであるが、蓮谷車両センターは縮小・廃止の計画がある。
駅周辺
主野市には特に中心部らしい地域はなく、隣接する長浜市の漬物町や、大関市との結びつきが強い。住宅や工場が多いエリア。
インターシティが成予鉄道の高架ホームを跨いで超えてゆく。また駅東側の足元をYTFの貨物線がくぐっている。ホームからは成予鉄道主野車両センターや工場群が近くに見え、その向こうにインターシティ主野事業所、YTF主野貨物ターミナル、YT主野事業所などじつにさまざまな事業者の基地や工場が眺められる。
通勤者の利用が多く、駅前にバス乗り場と大規模な自転車置き場がある。地域循環のコミュニティバスなども走っており、安い金額で利用できるため人気がある。