成予鉄道

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車両基地移転計画

現在、成予鉄道の全車両は主野車両センター・蓮谷車両センターのいずれかに所属している。このうち蓮谷車両センターは蓮谷駅南側で分岐するゴールドラインとグリーンラインに挟まれた敷地にあり、成予鉄道全車両の 3 割を収容することができる。

蓮谷駅周辺エリアは、グリーンハイツをはじめ成予グループが開発する住宅地の拠点としてデパートなどを整備してきた。近年はその利便性と家賃の安さが注目され、人気のある街の 1 つとなっている。このため成予グループでは蓮谷車両センターを移転し、跡地をショッピングセンターや住宅として開発する計画を進めている。

移転先としては、縮小計画のあるインターシティ主野事業所跡地や、ゴールドラインの月駅付近、乗り入れ先の地下鉄10号線沿線にある埋立地などが候補に挙がっている。

移転先案 1 - インターシティ主野事業所跡地

インターシティ主野事業所は縮小または廃止となる可能性が高い。当社の主野車両センターにほど近く、じゅうぶんな広さがあり有力な候補地である。

ただ、成予鉄道のおもな車両基地が 1 か所に集約されてしまうことで、災害などで主野駅付近に出入りできなくなった場合に車両の運用が困難になる可能性がある。

移転先案 2 - ゴールドライン月駅付近

2000年代に開業したばかりの月駅付近は桑畑などが残り、広い土地が確保できる。また成予不動産などグループ各社による土地買収も進んでおり、未開発の分譲住宅予定地などが活用できる。ただ、都心から離れた当駅付近は列車本数が少ないため、回送列車の運行距離が伸びてしまう。

移転先案 3 - 地下鉄10号線沿線の埋立地

オレンジラインと直通する地下鉄10号線は開業が2013年と新しく、沿線には用途未定の埋め立て地がある。地下を走っている10号線から車両基地へ至る連絡線を建設する必要がある。

この他にもオレンジライン中尾留置線を拡張し車両センターへ昇格する案などがあり、いずれか1つの案ではなく複数の案を合わせて採用することになる可能性が高い。蓮谷車両センターは数本の留置線を残して廃止する予定である。

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