SCAN

このページの内容はフィクションです。WFR ver2

このサイトでは、架空の星「市星」の架空鉄道関連のニュースを取り扱っています。

駅探訪02 隈留山

州内で予子山鉄道に次ぐ路線長を誇る、予子山州鉄道(YSR)。予子山都内の平野から山地へ分け入る州鉄本線の、州都庁内最南部に位置する駅。

周囲は込山地方の山々に囲まれた田園地帯だが、駅付近は国や州の研究施設、大学などが立地する一大学術都市となっており、都内から木田に向かう多くの特急列車が停車する。

盤城会館ビル まもなく完成

YT南東線・長田手南線 盤城駅前に、地域最高の43階建てのビルが姿を現した。地元企業などが中心となって出資するビルで、オフィスや貨物輸送拠点、公共サービス施設や商店が入る。特徴は盤城駅直結の利便性。駅までは、周辺建物や陸橋を使って雨にぬれずに歩いて1分である。

2km離れた盤城貨物ターミナルの、盤城中心部の貨物集積拠点としても機能し、駅前周辺地区への集配を効率的に行えるようになる。

盤城地区は州都エリア南部のみならず州都の郊外全域の中核的な役割を果たすよう州都圏協議会が指定しており、オフィスの需要が大きく増加中。これは長田手南線開通の効果が大きいと各方面関係者は見ており、さらなる長田手南線の活用や次に続く新しい環状交通の整備も期待されている。

宮前県、モノレール6線 一気開業

田手川州・宮前の郊外でモノレールの整備が進んでいる。近年距離の伸びが著しいのは宮前県南部の衛星都市である大池氏や納沌特別市。市中心部など数か所の拠点駅を中心に、3〜6両編成の列車が数分おきに発着する。県内では今月中に6路線ものモノレールが一気に開業する計画(一部区間はすでに開業済み)である。

小回りが利き建設コストが安く自動車の渋滞解消にも有効なモノレールは、田手川州内の鉄道未整備地帯で導入計画が相次いで発表されている。車両・運行の技術は中央都に本社を置く市国総合モノレールなどが担当。田手川州に部品を生産する現地工場まで作った。運行は、自治体が一部出資する南宮前モノレールなどが行っている。

MCRG 宮前シティ鉄道グループ寄稿

中央都〜長浜 鉄道建設案

リニアの横に三線軌の高規格線を

中央都と予子山州の間はリニアか船舶、飛行機でしか行き来できない。リニア橋梁の横に三線軌(1067mmと1435mm)・複線の鉄道橋を建設し、市国と平国・寸国などを含めた広域的鉄道ネットワークを構築するべき。寝台列車など長距離旅客列車や貨物列車の直通運行が可能になる。

YTやNCL、IARC等と組んで研究チームが発足した。今後さらに多くの企業等の協力を得て早期の着工と完成を目指す。上下分離によって複数のオペレーターが運行に携われるようにする。複々線での建設も考えられる。

稲郷商事寄稿

西本込と小海嶺、橋上駅へ

西岸線の2つの地上駅が橋上化されることになった。YTによると、西本込(にしもとごめ)・小海嶺(おみね)は両駅とも東西両側に市街地があり、現在は駅舎の反対側から駅を利用するためには地下道などを使って2〜4回も階段を上り下りする必要がある。

橋上化してエレベーターを設置すると同時に自由通路を設けることで、鉄道利用時以外の人も駅を通路として使えるようになる。屋根上への太陽光パネルの設置も進める。西本込駅構内ではレストランなどの出店も予定している。

崎島開発事業 もう1つの都心

州都庁・予子山市北部沖合に浮かぶ崎島の周囲を埋め立て、新しい都心とするプランが発表された。埋め立て面積10平方キロメートル前後、5路線以上の鉄道を乗入れさせる案もある壮大な計画だ。事業計画・主体は予子山州、州都県協議会、予子山鉄道などで、将来的には新都と同じくらいの昼間人口になることを目指している。

崎島は、予子山市門場町区の北西沖に浮かぶ周囲200mの小島で、今は灯台と2階建ての事務所のほかには松の木が生えるだけ。永予大橋や付近を通る客船からもよく見えるため、比較的有名な島だ。計画では、灯台や松の木を撤去することになっている。新しい埋立地には超高層ビルを計画的に配置、都心としての機能を持たせると同時に住居も多く確保する。予子山市において、ここ数年で最大規模の埋め立て+都市開発事業であるといわれている。

崎島開発事業チームの伊氏は、「副都心ではない、予子山にもう1つの都心を作るのだ」と力説する。背景には「従来の都心部の容量が残り少なくなっていること」「州都庁郊外の自然をできるだけ残しておくべきであること(そのために都心部の容量を増やして郊外の都市化を防ぐ)」があると言う。

州都庁の都市研究所員の砂嘴は「新しい都心を作るためには、既存の都市を整備しなければならない。崎島への各地からの交通手段や送電網などインフラ、各種設備を整えなければ崎島は機能しない」と述べ、関係各教会や企業へ協力を呼びかけている。

崎島開発事業チーム寄稿

ナイツがBENZEN館市国法人を買収

都市計画・開発大手で州都エリア内の小売業・運送業・IT関連業務などを行うナイツは、都市開発事業会社をトップに置いた体制を持ち株会社制へ移行。持ち株会社のホールディングス・オブ・ナイツ、中間持ち株会社のリテイル・オブ・ナイツやシティ・オブ・ナイツなどが発足した。

梅星の小売・BENZEN館は市国法人を設立して州内や中央都でスーパーマーケット・SCを展開しているが、その株の過半数をナイツが取得し、子会社とした。

ナイツが現在手掛けている大型事業としては、西城再開発、北長島周辺開発、本込東台、盤城上原開発、宮前中央再開発などがある。

なお、BENZEN館のもと親会社であるユーメとナイツは提携関係を結ぶ予定。

YT南東線跡地でBRT検討

州都庁南部のYT南東線の廃線となった旧線部分を舗装し、BRT化することを松川交通会などが検討している。

現在、廃線跡は一部が公園や太陽光発電に転用されているものの大部分が手つかずのままで、BRTとして各地からバスを乗入れさせることで周辺の公共交通の利便性が一段と高まることが期待できる。

LRT化も検討したが、駅周辺部以外の人口も多いため各地からのバスが直接乗り入れられるBRTの方式が優れていると判断した。停留所の増設、路線のはり方などを検討し、早期の実現を目指す。

宮前シティレールグループがRGIに参入

宮前地下鉄などで構成される田手川州の鉄道事業者連盟・宮前シティレールグループ(MCRG)は、YTやTTなどが加盟する共同鉄道技術研究機関・RGIの仲間入りを果たした。

MCRGには現在7社が加盟しており、RGIのメンバーは鉄道会社12社、研究機関2者となった。今後州内では、成予、嬰呉典、特選、W&P、北都開発、松川交通会が参加する見込み。

inserted by FC2 system