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架空鉄道
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YT 予子山鉄道

YT(予子山鉄道)は、予子山州全域に路線網をもつ架空の鉄道会社です。

西岸線

概要

西岸線(せいがんせん)は、予子山州北部、州都庁原野県の西海岸に沿って走るYTの路線です。予子山本線のバイパスとして、また路線の北半分は州都エリアの通勤路線として機能しています。次谷からは長田手南線~宮前地下鉄9号線に直通しています。

旭牧から西岸市までが方向別・緩急分離の複々線で、西岸市から藤手までが上り2・下り1の3線です。この区間では複々線化の計画がありますが、用地買収などの点で難航しています。

沿線には炭坑や製油所などが多く存在しており、各地で幹線と接続することもあり貨物列車の運行が多くなっています。

長距離旅客輸送についてはおよそ10~30km離れたところを並走する予子山本線とInterCityに任せ、西岸線内の旅客列車は通勤・近郊列車、急行列車のみとなっています。ただし、予子山本線のダイヤが乱れた際などは西岸線が活用され、寝台列車などの入ってくる機会もあります。

旅客列車

路線の北半分・新都~西本込間は特に列車の本数が多く、YN200系YS200系Y500系8~15連の 特別快速・新快速・快速、同じくY500系10連の各駅停車などが運転されています。路線の南半分・西本込~神荷では、Y100系Y200系による快速・普通列車が4連~最大12連で活躍しています。

ロングシート車、セミクロス車、クロスシート車が入り乱れており、ドア数も列車や車両によって 3 から 5 と非常にバラエティに富んでいます。

Y500系通勤型電車。

有料列車としては、共同車両管理会社(CC)が保有するC01系による急行が全線にわたって走行しています。

区間解説(北半分)

西岸線の北半分には、予子山市に向かう大量の通勤電車が走っています。

新都~旭牧

YT新都(しんと)駅は、都心環状線本込線などYTの重要各線が発着するターミナルです。当駅発着の西岸線列車は地下4階にある頭端式のホームから発車しています。ここから4駅分南の西城駅まで地下、西城駅を出てから旭牧駅までがビルの谷間をゆく高架線となります。

都心環状線と交差する西城駅は2面4線です。新都~西城はあとから建設された地下区間で、待避線などもなくダイヤが密なため、西城で南に折り返す列車が一部存在します。

旭牧駅

YT旭牧駅では、予子山市の都心の外側を囲む外環線が西岸線と交差しています。

西岸線は当駅以南は複々線が整備されていますが、北側は高架または地下の複線であり輸送力が不足していました。このため、複々線の緩行線と外環線をつなぐ連絡線が整備され、緩行線の列車の多くが外環線(臨海方面)へ直通するようになりました。

連絡線は西岸線旭牧駅ホームの南側から外環線ホーム西側へと建設され、連絡線上に旭牧駅の新ホームが設置されています。

ほぼ直角に交わる2線をつなぐため、連絡線は急なカーブになっています。連絡線は、外環・西岸線直通の緩行列車と貨物列車が主に使用しています。

海峡市~西岸市

旭牧で外環線からの線路が合流して複々線になると、列車は高く眺めのいい高架上を行くようになります。西岸線はその名の通り予子山州の西海岸を走る路線で、都市部のこの区間でもビル群のすき間から予子山海峡をゆくフェリー、貨物船、対岸の田手川州の市街が見られます。

快速列車は複々線の内側を走行します。海峡市駅や西岸市駅では各駅停車との乗り換えが目立ちますが、新都から30㎞以上離れた藤手(ふじのて)を過ぎるまで乗車率は高く、座席はなかなか空きません。YN200系YS200系は一部を除き2階建てDX車を2両連結しており、こちらも利用が多く混雑しています。

ちなみにドアの数と座席は、YN200系YS200系は近郊型ですので号車によって3・4ドアのロング・セミクロスシート車ですが、混雑対策のため5ドア車が組み込まれている編成も多くなっています。Y500系は全車4ドアロングシートです。

次谷

都心方面から来た列車が次谷市に入ると、車窓に団地やアパートと緑が増え、やや郊外らしくなってくるのがわかります。それでもまだ州都30km圏内ですから人口密度がかなり高いエリアです。次谷駅南側で長田手南線が平面交差します。ここで長田手南線・古川方面から西岸線・藤手方面へ直通する列車も存在します。

次谷駅南側の西岸線と長田手南線が分かれる部分に車庫と電留線があります。いわゆる次谷車庫で、西岸線のほぼすべての列車が所属しているほか、長田手南線の列車が留置されています。

西岸線を走るYS200系

藤手~西本込

藤手市の中心である藤手駅でかなりの乗降があります。旭牧から当駅まで長田手南線の開業以来、次谷で乗り換えての田手川州宮前への通勤が可能となり、駅利用者はさらに増えました。

なお、特別快速は旭牧を出ると藤手までノンストップです。

藤手を出ると列車はより海に近いところを走るようになります。西本込市内は盛り土の区間が多いため景色が見やすくなっています。

西本込で、YT郷南線が東へ分岐します。郷南線は当駅南側から南東に向かって分岐していましたが、貨物列車の効率的な運行のために駅北側から北東へ分岐するよう付け替えられました。また、駅南東方面へ分かれる路線長1kmの「西本港線」は、西本港で船に積む貨物を取り扱っています。

藤手と西本込で、通勤列車の大部分が折り返します。一部の通勤列車はさらに南の小海嶺で折り返しを行います。近郊形YN200系・YS200系の分割編成には神荷まで向かうものもあります。

小海嶺

潮風台~小海嶺(おみね)で海沿いを走り、小海嶺からはやや内陸を走るようになります。小海嶺駅はYTの旅行ポスターに登場し、有名になりました。小さな駅ですが通勤列車の行き先として西岸線ユーザーにはなじみ深い駅名です。橋上化の計画があります。

Y100系。西岸線の南半分で近郊輸送。

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