郷南線
概要
郷南線(ごうなんせん)は、州都庁西本込市から州都エリアの外殻50~100km圏に位置する松川市や本込市をつなぎ、長浜県磯崎市で東岸線に接続するおよそ200kmのローカル路線です。各幹線を結ぶため、貨物列車も比較的多く運転されています。旅客列車はローカル運用が中心です。
路線の西側(州都庁内)は都心から50km程度で、4・6両編成が主流です。路線東側(長浜県)は都心から離れているため2~3両編成が多くなっています。単線区間が多く、一部で複線化が進められています。
3ドアセミクロス・ロングシートのY200系などが活躍
区間解説
西本込~本込
特に需要の多い区間で、西本込ニュータウンなどへの入居が進み沿線人口が増加しているため、4両編成の6両化が進められています。西本込では西岸線に、本込では本込線(予子山本線)に接続します。各路線に接続する駅で、都心方面へ多くが乗り換えていきます。
西岸線の貨物列車が当区間を経由して本込線方面に抜けていきます。また、一部の本込線快速(12両)は、本込で編成を分割して4両となって乗り入れてきます。
本込~松川
この区間でも衛星都市の発達、ニュータウンの開発などで需要が伸び続けています。一部の本込線快速の付属編成(4両または6両)が乗り入れています。
この区間の各駅のホームは6両対応ですが、最近、本込~松川で本込線特快用Y600系0番台(10連)や、Y500系10連の入線も増えています。10両対応の主要駅のみに停車する列車として運転し、混雑緩和を図っています。
松川で南東線に接続します。郷南線から南東線に入り、本込~松川~日川で運転される普通列車もあります。
松川~石坂
松川市近郊で利用者が増えています。「松川団地西」駅の周辺には「品松園住宅地」(松川品崎鉄道が開発)と「松川団地」という規模の大きい2つの団地があります。もっとも、乗り換えなしで都心の品崎に出られる松川品崎鉄道を利用する人のほうが多いです。
通勤型であるY500系が編成を分割し(6+4 や 5+5、2+8 など)、郷南線に直通してくることもよくあります。
石坂~磯崎
長浜県石坂で長木線と交差し、貨物列車のルートが交錯します。石坂交通のターミナルがあります。
長浜県内は旅客の需要が少なく、普通列車ではY200系2両編成が主流です。磯崎工場に入場し両運転台化を受けたものもあります。