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架空鉄道
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YT 予子山鉄道

YT(予子山鉄道)は、予子山州全域に路線網をもつ架空の鉄道会社です。

予子山南東線

概要

予子山南東線は、予子山市予子山駅から南東郊外の松川市までの通勤路線です。予子山駅を介して緑川線と直通運転を行っています。

南東線は混雑の激しい通勤路線でしたが、2008年から行われている改良で混雑が緩和されています。詳しくはこのページ内の南東線改良と緑川線の沿革を参照。

特別快速に使用されるY600系電車

区間解説

特別快速の停車駅は予子山、田場橋、坂の手、盤城、日川、松川です。これらの駅を中心に解説していきます。

南東線は緑川線と直通運転

予子山~田場橋

南東線の起点は予子山駅です。緑川線からそのまま直通してくる列車が多くなっています。高架5階部分の15・16番線から発着します。隣には新本線(17・18番線)を走るY470系新快速や、InterCity(21~26番線)の各方面行列車などが停まっています。

もともと予子山南東線は田場橋以北(都心方面)に専用の線路を持っていなかったため、本込線や地下鉄辻町線に乗り入れていました。2008年、この問題を解消するため本込線予子山~田場橋の線路上に高架線を建設し、南東線列車は基本的にここに乗り入れるようになりました。

従来の高架線のさらに上に建設されたため、非常に高いところを走ります。本込線(各駅停車)には4つほど駅がありますが、南東線にはホームがなく、予子山の次の駅が田場橋になっています。

田場橋

2008年に本込線などのホーム群の上に作られた新・田場橋駅は1面2線でした。しかし、本込線外環線との乗り換え客が多く乗降に時間がかかるため、駅前広場を挟んだ反対側に1面2線のホームを新設し、2012年から下り(松川方面行)列車はそちらを利用するようになりました。上下線で交互発着を行っています。

田場橋を出ると地下鉄辻町線からの線路が合流し、複々線となります。特快・快速は従来の複線の頭上に建設された快速線を、区快・各停は従来線(緩行線)を行きます。なお、この区間では区間快速が各駅に停車します。また、普通列車はすべて辻町線に乗り入れています。

坂の手

坂の手で、YCR坂の手線が合流します。以前はYCRと南東線で直通を行っていましたが、現在は休止中です。坂の手駅北側には、南東線のほとんどの車両が所属する坂の手車庫と工場があります。

盤城(ばんじょう)

坂の手~盤城も複々線になっていますが、これとは別に、坂の手駅付近~盤城駅付近と盤城駅付近~東山駅の間に130km/h特快専用線が整備されています。これが「新南東線」と呼ばれる路線で、カーブの多い従来線とは違ったルートを通っています。トンネルもあります。新南東線には途中駅がありません。

新南東線が従来線に合流する地点では、快速が特快を待つ場面が見られることがあります。

盤城駅は2面4線で、長田手南線と立体交差します。駅南西側に貨物用の連絡線があります。長田手南線からこの連絡線に入った貨物列車は、南東線の東松川で郷南線に入り各方面に向かいます。

日川

州都の衛星都市・日川には南東線のほかに松急、YCR、日川交通やLRT松川が集結し、一大ターミナルを形成しています。YT・松急・YCRの各鉄道会社系デパートがあります。

本数は少ないですが、日川始発で松川や本込(郷南線)まで行くY72系普通列車が運転されています。都心に乗り入れないローカル列車の出現で、都心から40km以上も離れたことを意識させます。

日川~松川

この区間はカーブや踏切が多く規格が低かったため、高架複線の新線が新設されました。それに伴って発生した土地や旧線跡地を利用して、LRT路線が開業しています(特集:LRT松川)。

新木巻で、旧線が分岐します。旧線のうちここから東松川までは廃止されず、今も東松川貨物駅を利用する貨物列車や車庫に入る回送列車などが使用しています。旅客列車は新線を使い、東松川を経由せず直接松川に向かいます。

日川~松川間には2つの駅(新上巻・新木巻)がありますが、ベースダイヤには2駅に停車する列車はありません。沿線民はまれに運転される普通列車か、並走するLRTを利用します。

ダイヤ

南東線のベースダイヤ
列車種別特別快速快速区間快速普通
本数(毎時)4本6本6本6本
始発駅成町成町成町辻町線方面
行先松川日川日川盤城

緑川線の成町から来る列車が多いです。快速のうち2本は緑川線内普通列車で、予子山で種別変更します(日川方面行列車は九間町駅手前で表示を変更)。また、快速のうち2本、盤城~日川で緩行線に入って各駅に停まるものがあります。これにより盤城~日川の各停本数は8本となります。

区間快速は緑川線内で普通列車として運転します。区間快速の通過駅は予子山~田場橋間4駅のみで、田場橋~盤城では緩行線を走行し各駅に停車します。普通列車は辻町線辻町・港東・大殿町線方面から直通してきます。直通先で快速・急行運転も行っています。

南東線改良と緑川線の沿革

南東線は混雑で有名でした。緑川線は2011年開業し、両線は2012年に直通開始。

改良前の南東線は州都エリア有数の混雑路線で、ラッシュ時は各駅停車と区間快速のみの運転される並行ダイヤでした。複々線化は行われておらず、田場橋から都心方は専用の線路がないため本込線または地下鉄辻町線に乗り入るしかありませんでした。また、区間によってはカーブが多く、営業距離のわりに所要時間の長い路線でした。

このため大規模な改良が行われることになり、2008年に大規模な改良工事とダイヤ改正が行われました。予子山~田場橋で南東線用の複線を供用開始、本込線への直通はほとんどなくなりました。田場橋~坂の手の複々線化、坂の手~東山・日川~松川で130km/h特快専用線が開業(いわゆる新南東線)、特快用Y600系が登場。

その後、坂の手~盤城も複々線化され、「遅くて混む」南東線は「速くてすいている」南東線へ見事変身しました。

2011年、改良工事のため運休や減便を行う東岸線のバイパスとして130km/h運転可能な緑川線が開業。

2012年、東岸線工事完了に伴い緑川線は東岸線直通を終了、九間町に新ホームを設置、予子山駅を介して南東線への直通が始まります。

同年、緑川線から予子山へ乗り入れていた連絡線を活用して、緑川線の予子山から宮前方面への直通を開始。また、南東線で乗降に時間がかかり列車が詰まっていた田場橋駅に新ホームが設置され、交互発着が始まりました。

また、日川~松川の高架化・高規格化によって生まれたスペースを利用し、南東線に沿うようにLRT新線が開業。こちらの記事特集:LRT松川にて詳しく紹介されています。

その後、改良事業が一段落してダイヤに余裕ができたため、南東緩行線に次々新駅が開業しています。

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